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マ
マリDate
2026/02/06
岩波書店「世界」2026年3月号にて、連載「非人間とのレッスン―絡まり合いのオート/エスノグラフィ」第3回「土壌が媒介する環世界」を掲載しました。遠野での初めての鹿の狩猟観察を通して、死にゆく鹿の姿を目の当たりにした体験と、そこに去来した感情の波を省察しています。動物の血・骨・皮から絵具や膠をつくるアーティストで狩猟者の永沢碧衣さんの制作、動物や人間の遺骨を粉末化して土に還すハヤチネンダの活動、そして動物と人間の死者を供養する遠野のしし踊りにおける種フクベとシシの「四つがかり」を手がかりに、狩った命が土壌へと還り、また別の生へと巡っていく循環を描き出しています。人間と他種、生者と死者が土壌を介して絡まり合う環世界のあり方を探求し、自ら狩猟の当事者になるという義務感の芽生えへとつながっていく過程を辿っています。


