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2026/06/17
ACM主催のデザイン系国際会議 DIS 2026(2026年6月、シンガポール)にて、論文「Fermenting Entanglements: Designing for Mutual Care in the Human-Microbe-AI Triad」(Dominique Chen, Young ah Seong, Kazuhiro Jo)が採択され、現地で発表してきました。
本研究は、ぬか床ロボット Nukabot を題材に、人間・微生物・AI という三者の「絡まりあい(entanglement)」をケアの倫理の観点から捉えた Research through Design の成果です。家庭での短期研究と、科学館・発酵食品店での8か月にわたる長期フィールド調査を通じて、微生物の代謝活動に応じて AI の声や語彙が変化する「発酵デザインモデル」を実装・検証しました。
HCI が人間中心主義を超えたポストヒューマン的パラダイムへ移行するなか、制御ではなくケアを育む情報技術のあり方を提示し、アニミズム的表象における「摩擦」こそが生物的・アルゴリズム的な他者の主体性を感受するうえで重要であることを示しました。
