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マ
マリDate
2025/12/26
ドミニク・チェンによる連載『発酵と生成の「けもの道」―情報技術のオルタナティブ』第6回「問いかける存在としての生成AI」が、Webマガジン「考える人」にて公開されました。
箇条書きに収斂しがちな生成AIの応答を「手紙」という定型へと切り替えることで、読み手の姿勢そのものが“受け身”から“対話”へと変わっていくプロセスを描きます。さらに、過剰にエモーショナルになりすぎない距離感を探りながら、AIの役割設定やプロンプトを調整し、日誌に寄り添う「編集者」としての文体へと着地させていきます。発酵のメタファーや「ゆらぎ/ゆだね/ゆとり」といった概念を試行錯誤しつつ、最終的には“概念を見せない”形で応答を整え、メールの末尾に問いを返す仕掛けも導入します。AIを「答える装置」ではなく「問いを返してくる道具」として扱うための設計思想が、具体的なプロンプト改良の軌跡として提示される回です。
第六回記事:
6.問いかける存在としての生成AI | 発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ | ドミニク・チェン | 連載 | 考える人 | 新潮社
情報技術には発酵の時間が足りていないのではないか――。『未来をつくる言葉』(新潮文庫)で、新たな視座を伝えたドミニク・チェンが、AIの時代にあるべき情報技術との付き合い方を問う。自身もSNSをすべて断ち、強い覚悟をもって新しい「情報倫理」の可能性を探る。発酵と生成によって切り拓かれるけもの道。はたしてその先にはどんな風景が待ち受けているのか? *バナーの画像は、人が発酵中の味噌と対話をするためのMisobot(「発酵文化芸術祭 金沢」の展示風景)
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